「ちょっとおもしろい話があって」は要注意
こうした「ネタバレ」の手法はさまざまな場面で役に立ちます。
笑い話として聞けばいいのか、ドキドキしてほしいのかなど、話し手が期待しているリアクションがわかると、聞くほうとしては気がラクです。
気持ちにゆとりができる分、話が多少すべったとしても、温かく見守ることもできるのです。
逆に、ぜひとも避けたいのが「ちょっとおもしろい話があって」「この間、爆笑したエピソードなんですけど」という切り出し方です。
自分でわざわざ「おもしろい」「爆笑した」などとハードルを上げるのは禁物。
どんな話も「さぞかしおもしろい話だろう」と思いながら聞くと、「たいしておもしろくない」という結論になりやすいのです。
トークの難易度をうっかり上げてしまう要注意フレーズとして、頭の片隅に置いておきましょう。