都合の悪い情報と真に対峙できなければ投資はしない
私の場合、「これはヤバいとの直観」は、契約特典がドンドン豪華になってきたこと(お肉以外の特典がドンドン出てきたこと)」でしたが、その直観は、人それぞれです。
それは、たまたま目にした「ネット上での、自転車操業の疑い」かもしれませんし、ふと耳にした「業界内での、肉の品質の悪さについての酷評」かもしれません。
いずれにせよ、「これはヤバいとの直観」、すなわち「都合の悪い情報に向き合う、強烈な動機付け」がないと、都合の悪い情報はスルーするものです。
とりあえずは目に(耳に)入っても、心にまでは届きません。
しかし、都合の悪い情報としっかり対峙しないと、最悪の結果になる可能性もあります。実際、前述の通り、安愚楽牧場は破綻したわけです。
私の場合、運よく、「これはヤバいとの直観」を得ることができ、都合の悪い情報にしっかりと対峙することができました(投資をしてしまってからではありますが)。
しかし、そんな「ヤバいとの直観」が得られず、都合の悪い情報にしっかり向き合うことができていない場合は、それがどれほど魅力的な投資であっても、その投資は避けた方が賢明かもしれません。