マッチングアプリには無限の可能性がある
【アル】最近はマッチングアプリで婚活して、パートナーをゲットしている人が多いです。
【田嶋】なるほど。選択肢が日本全国の男たち?
【アル】そこに無限の可能性があるんです。アプリなら何万人もの選択肢の中から、自分にマッチする人を選べるから。
【田嶋】それで騙されるみたいなことはないの?
【アル】そのリスクはあるので、上手に使わないといけないんです。拙著『自分も傷つきたくないけど、他人も傷つけたくないあなたへ』(KADOKAWA)では、アプリでベストパートナーに出会うための「効率的な婚活のノウハウ」も書いてるんですけど。
【田嶋】へえ、それは助かるね。
【アル】いろいろ書いてるんですよ(笑)。アプリの中にはセックス目当てのヤリチンや隠れ既婚者といった魑魅魍魎も潜んでいるから、そいつらをブロックするには「すぐに会えないアピール」が効果的です。プロフィール欄に「真面目な出会いを求めてます。メッセージのやりとりをしてお互いを知ってから会いたいです」と書くと、きゃつらは「面倒くさい、ヤレなさそう」と判断するんですよ。
あと初回アポでは昼間にお茶かランチを提案すること。魑魅魍魎は夜に活動するので「夜飲みに行こう」とゴリ押ししてくる男は要注意とか。
【田嶋】なあるほどねぇー。
「金の卵」を“一本釣り”する
【アル】真剣に相手を探している男性もたくさんいるので、上手に使えばキンタマをゲットできます。キンタマとは「金の卵」という意味なんですけど(笑)。「モテよりマッチング」「雑魚モテを捨てて一本釣り」「プロフィールでフル開示」「NG項目を明記する」など、私の提案するノウハウを実践して「キンタマを一本釣りできました!」と嬉しい報告をもらいます。
【田嶋】一本釣りか、すごいなあ。
【アル】たとえばプロフィール欄に「男尊女卑な人は苦手です」「共稼ぎで家事育児を分担できる方を希望します」とか明記しておくと、女に家事育児を丸投げしたい男尊女卑マンは寄ってこないですから。
【田嶋】なあるほど。そうやって選抜していくってことなんだ。面白い。
【アル】昔は職場の人とか友人の紹介とか、身近なつながりから探すしかなかったけど、アプリを使えば選択肢は一気に広がりますよね。この世はでっかい宝島ですよ。