ゲームばかりしている子どもが自分からゲームをやめるようになる方法はないだろうか。現役の小学校指導教諭、庄子寛之さんは「『もうちょっと教えて』というマジックワードを上手に使い、『上下の関係』ではなく『横の関係』を作ることで、子どもは自然に約束を守る子に育つ」という――。(第3回/全3回)

※本稿は、庄子寛之『子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

ヘッドホンをつけてゲームに没頭する男の子
写真=iStock.com/sakkmesterke
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いくら言っても子どもがゲームをやめない

ゲームばかりして、やるべきことは後回しの我が子
うちの子、ゲームするときだけ目が輝いて、いつまでもゲームをやめようとしません。最初は優しく伝えるけれど、最後には、

「いつまでやっているの!」
「ゲームは禁止ね!」
「そんなんじゃ、立派な大人になれないわよ‼」

と、声を荒げてしまいます。
そんな声かけではだめなことも分かっています。
どうしたらいいのでしょうか?

ゲームばかりしていると不安になり、こんな声かけになってしまいますよね。どうしたらいいか、ご一緒に考えていきましょう。