かつての世代は、同じように新卒一括採用で“就社”し、その会社で出世レースを繰り広げました。
終身雇用で外の世界を知ることもないままに、いつしか年齢的に退職金や年金が頭にちらつくようになり、どこにも行けないままビジネスキャリアを終えました。みずからの限界に挑戦することも、経験値を高めて最大レベルまで到達することもありませんでした。
これからは「オープンワールド」を生きる
しかし、いまを生きる20代、30代は違います。
まるでロールプレイングゲーム(RPG)の世界の「オープンワールド」のように、これからのビジネスシーンは会社や業界、国境の壁がなくなります。
ゲームという仮想空間ではなく、ビジネスという現実世界において、時間的、空間的な制約はなくなります。プレーヤーであるあなたが自由に探索し、目的に到達できる、文字通りのオープンワールドを生きることになるのです。
不安はあっていいが、挑戦をやめる理由にしない
飛躍しようとジャンプを試みる際に不安を感じるのは、20代に限りません。大きなジャンプをするには少ししゃがむ必要があり、そのときに「飛べるのか⁉」と誰でも不安になるものです。
リスクのない挑戦はありません。その見えないリスクに不安を感じるのは当然です。不安だからといってジャンプを止めてしまっては、成長はありません。
これからさらに成果を残したい方、自分が主役のキャリアを構築したい方、新たな挑戦をしようと思っているものの不安で身動きが取れない方に、前へ進む勇気を与えるコンテンツを届けたいと、今回『29歳の教科書』を書きました。
社会と自分の変化を楽しみながら、広大なフィールドを一緒に進んでいきましょう。