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出典:gooリサーチとの共同調査「あなたの時間の使い方に関するアンケート」(n=1500万円以上306人、500万円台311人/2009年11月調べ)

メールマガジンを活用する方法もあります。いまは多くの人が本をすすめるメルマガを発行しているので、これはと思うものを購読し、おすすめの本を読んでみる。このとき大切なのは、あまりなじみのないテーマであっても、すすめられたものは、とにかく読んでみるということです。そうすることで、興味がないと思っていたのに、実は食わず嫌いなだけだったというケースが案外多いことに気づきます。実際、私の場合がそうでした。

また英語、会計、PCの3つは、現在の仕事には直接関係なくても、将来を考えたら勉強しておくに越したことはありません。その際、背伸びをせず、「マンガでわかる~」「世界一簡単な~」といったタイトルのやさしい入門書を読むところから始めるのも一案です。そんなもので本当に役に立つのかと思うかもしれませんが、マンガやキャラクターが描かれているからといって、内容が間違っているわけではないので心配はいりません。それよりも大事なのは土台づくり。

つまり、その分野の概要がつかめたり、基礎的な部分がわかって頭に定着することのほうですから、難しい本でつまずくよりは、平易に書かれたものでスタートしてしまうことです。

概要がわかったり、土台さえできあがってしまえば、テレビや新聞、雑誌などを見たり読んだりしていても、それに関連する情報が向こうのほうから飛び込んでくるようになります。赤を意識して家を出ると、赤いスカートや赤いバッグなど、赤いものがやたらと目につくようになるのと同じです。

入り口だけでなくもっと奥まで知りたいという知的好奇心が刺激されたら、関連する本を読んだり、セミナーに参加するのもよいと思います。そのようにして知識が深まるともっと深く知りたくなって、さらに勉強したくなる。好奇心をエネルギーにしたプラスのスパイラルが自分のなかに生まれれば、カバーできるスキルや知識、教養の範囲は黙っていても広がっていきます。

最後に本業で自分の頭を活性化する方法を紹介しておきます。それは、自分にはちょっとハードルが高いと思われる仕事にあえて挑戦することです。いままでの自分のスキルと知識では到底太刀打ちできないという危機感もまた、人を勉強に駆り立てるエネルギーだからです。

※すべて雑誌掲載当時

(山口雅之=構成)