商業地の地価上昇率が全国トップ

国土交通省の「令和3年都道府県地価調査の概要」によると、

日本全国平均では、住宅地、商業地ともに2年連続の下落が続いている。

厳しい状況下ではあるものの、福岡市では、住宅地、商業地ともに地価上昇が継続している。47都道府県県庁所在地のなかで、福岡市の前年比上昇率は、住宅地が4.4%で札幌市に継いで第2位、商業地では7.7%と断トツのトップだ。もともと住みやすい都市として定評があるうえ、「天神ビックバン」などの効果が後押ししていると考えられる。

また、全国の商業地上昇率においてトップ4を天神・博多を擁する福岡市中央区・博多区が独占、トップ10のうち、7地点を福岡市両区が占めるという独占状態であり、いま日本で最も成長力あるエリアとなっている。

博多駅、福岡
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「けやき通り」には高級マンションが立ち並ぶ

実際のところ、天神に連なる高級住宅街を抜ける「けやき通り」や大濠公園周辺、浄水通り界隈や百道には、大邸宅や積水ハウスや三菱地所などによる高級ブランドマンションが立ち並び、メルセデスベンツGクラス「ゲレンデ」など高級外車が数多く走っている。こうした高級車オーナーのためのプレミアムなガレージ「ニューガイア プレミアムガレージ 天神北」も地元デベロッパーにより2022年4月にオープン予定だ。

さらには天神から百道を経て海岸線を走ること1時間もあれば到着する糸島市には、カフェや雑貨屋などが点在し、スローライフの発信拠点として、福岡だけでなく全国から移住希望者などを惹きつけている。バブル崩壊後低迷していた別荘やセカンドハウス需要も少しずつ増えてきており、地元デベロッパーによるオフィス、宿泊、レストランなどを併設するリゾート施設の構想も進んでいるという。