2020年(1~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。食生活部門の第3位は――。(初公開日:2020年12月17日)
ダイエット中はなにを食べたらいいのか。管理栄養士の浅野まみこ氏は「ダイエットに向いていないのは、砂糖が多く含まれるお菓子や、血糖値が上昇しやすいパンや麺などの粉もの。お米には食物繊維や多くの栄養素が含まれていて、むしろ太りにくい。特におすすめの具材はツナマヨだ」という——。(第1回/全2回)
※本稿は、浅野まみこ『コンビニ・ダイエット』(星海社新書)の一部を再編集したものです。
コンビニおにぎりの選び方
最近のおにぎりは、多種多様になっています。
昔は、おにぎりと言えば白飯に梅干し、昆布、鮭といったところでしたが、最近では、白米、雑穀米、もち米、チャーハン、炊き込みご飯、酢飯、混ぜ込みご飯とバラエティが増えました。
具も、卵や唐揚げ、混ぜ味噌、焼き魚、野菜など、おかずになるような具材や、こだわりの高級具材までさまざまです。おにぎりは、ジャンクフードにもなり、素材を意識するとこだわりの食べ物になり、雑穀や野菜を合わせると健康志向のものになっていきます。
それだけおにぎりは日本人に愛されているのです。
「糖質制限」をしている方や、「米飯を食べると太る」という理由から、おにぎりを控える方もいますが、糖質(炭水化物)の摂取過多は、「米飯やおにぎり」が主な原因ではなく、多くの場合は、砂糖やブドウ糖などが含まれるお菓子、清涼飲料水などが原因と考えられます。
ただ、おにぎりとサンドイッチ、ラーメンとライス、パスタとパンのような「炭水化物W食べ」をしている方は炭水化物の摂取し過ぎが考えられるので、食べる量を意識することが大切です。
おにぎりは、実は炭水化物の中でも、ダイエットに向いた食べ物です。