夫婦関係の修復は「脱帽・起立・礼」から

仮に妻に無理矢理押しつけることができたとしても、介護が終わったときに大変な事態が待っているはず。だから説得は、お勧めしません。

長い夫婦の歴史の中で、子育てや家事、PTA、地域活動を任され理不尽な思いをしてきた妻は多いはずです。その揚げ句に「当然だ」の一言で親の介護を押しつけられ、休日もなく24時間つきっきりの介護で、夫は愚痴も聞いてくれない。やがて親が逝き、「次は夫の介護なの?」と思った瞬間、堪忍袋の緒が切れて“介護離婚”を切り出すことになります。