さらに、こうした状況に追い打ちをかけてくるのが、年金問題、介護問題、そして“お一人様”問題だ。このトリプル不安が、教育費と住宅ローンという動かし難い負担を抱えた家計を直撃することになるのである。
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図表5
図表5
図表5にある通り、年金に対する危機感は若年層のほうが高い。裏返して言えば、年齢が高い層はまだ年金が貰えるのではないかと淡い期待を抱いているということになる。しかし、その認識は相当に甘いと言わねばならない。
リーマンショックの陰に隠れて、最近は年金問題が云々されることが少ないが、年金財政が危機的な状況にあることは一向に変わっていない。景気が一息つけば、再燃することは間違いない。公明党が主唱した「年金100年安心プラン」が安心ではないことはすでに自明のことだが、民主党が対案として用意している税方式が採用されると、特に高所得者が受給できる年金額は減少するだろう。
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