海外旅行に出かける日本人の数は、年間1800万人。その海外旅行でいまや最も知名度の高い病気が「エコノミークラス症候群」であることに、異論をはさむ人はいないだろう。

プロサッカーの高原直泰選手やプロ野球の伊良部秀輝選手などがかかったことでも知られるが、けっして飛行機のエコノミークラスに乗っている人だけが襲われる病気ではない。