夏を迎えると、より活発化するのが、日本人の20%が感染しているといわれる「水虫」。正しくは白癬菌というカビによる皮膚真菌症の一種である。

日本医真菌学会疫学調査委員会によると、皮膚真菌症は皮膚科受診患者の13%を占め、そのうちの90%弱が白癬によるものである。足白癬が65%と最も多く、35%が爪白癬と体部白癬だ。