1.5食にする理由とは?
僕が1.5食の食生活の重要性に気づいたのは、当時の秘書のダイエットが停滞していることがきっかけでした。僕自身は旧石器時代(=断糖高脂質食)の食生活に戻しただけで90kgから58kgまで一気に落ちましたが、アラサー女子の秘書は断糖高脂質食に切り替えてもなかなか体重が落ちなかったのです。
その後、ビタミン・ミネラルを見直して、サプリメントを服用するようになると体重はゆるやかに減っていきましたが、それも2kgくらい。そこで食事の摂り方を考え直してみました。するとタンパク質の摂取はちょこちょこ食事を3回に分けて摂るよりも、1回にまとめてドカ食いしたほうがインスリンがだらだら出続けない。つまり、「食事と食事の間」が空けば空くほど、脂肪は消費されていく=痩せていくことがわかったのです。これは、アメリカで’07年に発表された論文にも書いてあります(※)。
※The American Journal of Clinical Nutrition,Volume85,Issue 4,April 2007,Pages 981-988,「A controlled rial of reduced meal frequency without caloric restriction in healthy, normal-weight, middle-aged adults」Kim S Stote
ゼリーに生クリームをかけて食べるのもおすすめ
実際、秘書も1.5食に切り替えてからというもの、6kgほどストンと落ちていきました。
ちなみに、毎回0.5食に牛脂スープを飲むのは辛いので、そんなときはスーパーで「午後の紅茶おいしい無糖」とゼラチンを購入し、紅茶ゼリーを作るのがいい。
食べるときは、生クリームを液体のままかけて。僕はタカナシの生クリームを愛用しています。ゼリーを作るのが面倒ならば、午後の紅茶に直接生クリームを入れて飲むのもOK。この「生クリーム入りアイスティー」なら、一日のいつ飲んでもダイエットにいい影響を与えてくれます。味もいいし、食欲も抑えてくれる強い味方です。
もしあなたが断糖高脂質食でなかなか痩せられないとお悩みになったら、ぜひステップ1~3の工程のどこで躓いているか、見直してみてください。