病気の中では極めて認知度の高い皮膚アレルギー疾患の「アトピー性皮膚炎」。患者数40万人といわれているが、実際にはその2~4倍はいると推測される。

アトピー性皮膚炎とは、痒みのある皮膚の炎症が体の一部、あるいは全身に現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返しつつ、慢性的に続く病気である。

このような症状が出るのは、持って生まれたアレルギー体質と、皮膚のバリア機能が低下する体質、この2つが重なることによる。バリア機能は異物が体内に入るのを防ぐ機能。これを痒いからとかきむしるとバリア機能が壊れ、ダニ、ハウスダストなどの刺激が内部に達してしまう。