「未来」は変えられる

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言は解除され、少しずつ日常が戻ってきました。しかし、東京を中心に感染者の再拡大が続き、今後どうなるか予断を許しません。

厚生労働省によれば、新型コロナウイルス感染拡大に関する解雇や雇い止めが見込みを含めて3万2348人になったといいます(7月3日時点)。雇用形態別に集計を始めた5月25日以降のデータでは、解雇・雇い止めに直面した2万436人のうち非正規労働者が1万1798人、じつに58%を占めています。

もし、「貯金生活」を実践して、年収の半分の金額が手元にあったとしたら。「投資生活」を実践して「しっかり増やす」ことができていたら──見える風景はまったくちがっていたはずです。

横山光昭『「逃げ切れない世代」のための黄金のお金設計』(プレジデント社)

いまからでも決して遅くはありません。「ウィズコロナ」時代の生活は厳しさが続くと思います。しかし、「小さな行動」を実践してみて欲しいのです。

ほんの少しだけ考え方を変え、積み重ねるだけで、人生は劇的に変わります。それが、次なる危機に直面したとき、あなたやあなたの家族の暮らしを守る力になってくれるはずです。

起きてしまったことは変えられませんが、未来は変えられます。

そのための小さな行動改革のヒントを、今回、『「逃げ切れない世代」のための黄金のお金設計』(プレジデント社)にまとめました。ぜひこちらも参考にしつつ、「貯金生活」「投資生活」を実践して、新しい人生を切り拓いてください。

※本稿は、横山光昭『「逃げ切れない世代」のための黄金のお金設計』(プレジデント社)の一部を加筆・再編集したものです。

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