「必要なところに必要なモノを届ける」
仮に今、あなたに高い技術力や能力があったとしても、買ってくれる人がいなければ「業」にはなりません。私が副業の選択肢としてセールスが一考に値すると考える理由は、そのこと自体が副業として機能するのはもちろん、自分のスキルが商材となる場合にも、セールスが強力な武器となるからです。
商売で一番大事なのは、あなたの商品・サービスが売れることです。どんなに良い商品を開発しても、知らなければ顧客は選ぶことができません。世の中には、良いモノなのに売れず、人知れず消えていく商品が山のようにあります。売れている商品は、品質を高めるのと同じくらい、売れるための努力をしています。その中の一環として、必要なところに必要なモノを届けているのがセールスだということです。
これまで3回に渡って、最近、世の中で注目されている副業について述べてきました。本稿を通じて「副業って、世間でいわれているイメージとは随分違うな」「自分も副業を検討してみよう」と思っていただけたのであれば、嬉しく思います。