サラリーマンが副業で稼ぐにはどうすればいいか。ビジネスオーナーとしてストレッチ専門店を経営する俣野成敏氏は「私の経営する店に、わずか半年余りでチャンネル登録約15万人の人気ユーチューバーになった社員がいる。成功の要因は『ビッグワード×ニッチ』だ」という——。
※本稿は、俣野成敏『サラリーマンを「副業」にしよう』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。
“コロナ危機”が副業を後押しする
新型コロナウイルスが経済に与える影響は、むしろこれから本格化してくるといわれています。サラリーマンの中には、残業代がカットされたり、自宅待機で給料が減額されたり、すでに何かしらの影響を受けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
相変わらず、サラリーマンの厳しい懐具合が良くなる兆しはありません。そんな中で最近、世間で注目を浴びているのが“副業”です。2018年1月に厚生労働省がモデル就業規則を改定してから早2年余り。今、コロナ危機をキッカケに、真剣に副業を検討し始める人が増えています。
副業というと、真っ先に思い浮かぶのがUber Eatsの配達員や、Amazonなどと契約している個人宅配などではないでしょうか。もしくは、残業の代わりにコンビニなどでのアルバイトを考えている人もいるかもしれません。確かに、こうした仕事は自分の空き時間を使ってできるので、サラリーマンとの掛け持ちもしやすいイメージがあるのでしょう。