チョコレートを食べても太りにくい時間帯がある。ジャーナリストの笹井恵里子氏は「脂肪をため込む働きがある「BMAL1ビーマルワン」と呼ばれるタンパク質がある。午後2時から4時ごろにかけてピーク時の80分の1に減るので、体重が気になる人はその時間帯に食べると良い」という——。
赤いハートとチョコレート
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チョコレートを食べても「太りにくい時間」がある

2月14日はバレンタイン、そしてバレンタインといえばチョコレート。チョコは健康や美容に良い影響を与えるものの、食べ過ぎると肥満になったり身体の冷えを促進したりする。

厚労省の食事摂取基準による大人の間食200キロカロリー/日の適量を守りたい。しかし、どうしても糖質たっぷりのミルクチョコレート、高カロリーチョコが食べたい時には“太りにくい時間”を選ぶといい。

近年注目を集めているのが、脂肪をため込む働きがある「BMAL1ビーマルワン」と呼ばれるタンパク質だ。体内時計をコントロールする機能を持つ「時計遺伝子」の一種で、脂肪の蓄積を促す働きがあることが知られている。

本来脂肪は、栄養不足に陥った時に体を餓死から守るために必要なもの。食が貧しい時にはBMAL1が重宝するが、飽食の現代では肥満の原因となり、あまり歓迎できない存在だ。