かつては上司や先輩が「おい、昼食いにいくぞ」と誘えば、部下は二つ返事でついてきた。だが最近「いいです」と断る男性も多いとか。
いま20代など若い世代の間で、ランチに自作弁当を持参する弁当男子が増えている。妻の手を煩わせる「愛妻弁当」と違って、男性みずからが手づくりする点がポイント。最大の理由は、昨今の不況を意識した“節約”だ。
保温機能が付いた弁当箱が売れ行き好調。汁がもれにくい合理的なデザインが人気だ。
「このところ弁当箱の売り場に、男性客が目に見えて増えました。売り上げは昨年の3割増で推移しています」と話すのは、東急ハンズ池袋店・販売促進担当の木村隆利氏。とくに人気なのが、保温機能が付いた新商品。従来の保温型は機能優先で円筒形がほとんどだったが、最新の商品はビジネスバッグにすっきりおさまる、という。
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(撮影=早川智哉)

