「意識は稲妻、舌は蝸牛(カタツムリ)」――かつて文豪開高健が、思考の速さに舌がついていかない著者の姿を見て、贈った言葉である。

しまじ・かつひこ●1941年、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」「PLAY BOY」「Bart」編集長、広告担当取締役、編集部担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役を10年勤め、2008年退任。著書に『甘い生活』『えこひいきされる技術』などがある。
島地勝彦●しまじ・かつひこ 1941年、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」「PLAY BOY」「Bart」編集長、広告担当取締役、編集部担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役を10年勤め、2008年退任。著書に『甘い生活』『えこひいきされる技術』などがある。

著者は、「週刊プレイボーイ」で柴田錬三郎、今東光、開高健の人生相談を担当し、「PLAYBOY」の編集長や集英社取締役などを歴任した伝説の編集者だ。

本書は、「子供たちが将来いい生活が送れるように親は何を心がけたらよいでしょう?」「自慢話の多いナル系上司がウザったくて」といった読者の質問に著者が答える形式になっている。男女関係についての質問には、「浮気をしない男は絶対にいない」「新しい男と愛欲にまみれなさい」と、赤裸々で本音の回答をする。著者の性道の師匠である御年96歳のスーパー長老が、46歳の女性を虜にする手管も詳述されているので、「プレジデント」の読者にも大いに参考になるかもしれない。

(平地 勲=撮影)