「意識は稲妻、舌は蝸牛(カタツムリ)」――かつて文豪開高健が、思考の速さに舌がついていかない著者の姿を見て、贈った言葉である。
島地勝彦●しまじ・かつひこ 1941年、東京都生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」「PLAY BOY」「Bart」編集長、広告担当取締役、編集部担当取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役を10年勤め、2008年退任。著書に『甘い生活』『えこひいきされる技術』などがある。
著者は、「週刊プレイボーイ」で柴田錬三郎、今東光、開高健の人生相談を担当し、「PLAYBOY」の編集長や集英社取締役などを歴任した伝説の編集者だ。
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(平地 勲=撮影)


