決断こそが経営者の仕事である
決断こそが経営者の仕事だと思っています。なかでも(1)会社の方向を決める、(2)優先順位を決める、(3)経営資源の再配分を行う――これらは経営者が行うべき最も重要な決断です。多くの場合、痛みや苦労が伴います。ときには恨みを買うこともあるかもしれません。
私は41歳でカネボウから分社化したカネボウ化粧品の社長に就任しました。当時のカネボウは産業再生機構の支援下にあり、非常事態における異例の人事でした。それを受けた私は、自分より年上の社員も大勢いる中で、ブランド数を3分の1に減らしたり、エリア別から流通別へと営業組織を再編したりと、従来のやり方を大きく変える改革に取り組みました。人生の中で最もプレッシャーを伴う決断の連続でした。
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