欧米では今やツイッターが重要な情報源のひとつになっている。少ない文字量だと侮るなかれ。政治、経済の旬なトピックで著名人たちが激しく論争し、そこから世相も見えてくる。ツイッターで世論を喚起してきたトランプ大統領をはじめ、著名人のツイートを見ていこう。
(写真左から)トランプ大統領、経済学者 ポール・クルーグマン氏、イギリスの生物学者。『利己的な遺伝子』著者 リチャード・ドーキンス氏、テスラ、スペースX社の共同創設者 イーロン・マスク氏、Amazon共同創設者 ジェフ・ベゾス氏(AFLO=写真)
欧米著名人は、ツイッターの常連
ツイッターは2006年から開始されたウェブサービスで日本では「つぶやき」と呼ばれることもある。280文字(韓国語、中国語、日本語は140文字)以内という、文字数制限があるので端的にメッセージが直接伝わるのが特徴である。メッセージと一緒に画像、動画、URLも投稿できる。
あまりにも文字数が少ないので伝達効果がそれほどではないと見くびってはいけない。このツイッターを最大限に利用したのがほかならぬアメリカ大統領ドナルド・トランプである。大統領選中もひっきりなしにつぶやいていた。メディアはそれを嘲笑するかのように軽視していたことは否めない。しかし投票日に蓋を開けてみるとヒラリー・クリントンが敗北し、トランプが勝利を収めたことは記憶に新しい。
今や、欧米でテレビを見るとニュースの最後にアンカーマン(キャスター)のツイッター・アカウントを画面に出すのが定例になっているほど、ツイッターは主流媒体になったと言っても過言ではない。その契機をつくったのがトランプである。世界中に生の声を即座に発信できるため、著名になればなるほどツイッターを投稿する回数も多い。ハッシュタグをつけることで検索も簡単になり、仲間を集めることもいとも簡単にできる。だから#MeTooで「私もセクハラを受けた」人が世界中から集まった。1つの大きなムーブメントさえつくり出す力を持っている。
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