現金中心の生活に戻るのは考えにくい

QRコード決済の利点には、スマートフォンの個人情報の運用も挙げられる。アメリカのキャッシュレスは、主にクレジットカードを指すが、中国ではスマホ決済を指す。クレジットカードによる決済に比べて、スマホによる決済はより多くの情報を取得できる可能性のある決済手段である点は大きな違いとなる。

取得データを増やせば、みずほとソフトバンクの合弁会社が、日本初のAIスコアをもとに最適な条件で貸し付けを行う「AIスコア・レンディング」も実施するように、新たな金融サービスの提供も可能となる。

1度キャッシュレスを経験すると、現金中心の生活に戻るのは考えにくい。大手銀行がQRコード決済に注力することで社会的信用も高まり、現金不要時代の波が訪れている。

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(構成=栗田シメイ 写真=iStock.com)