【第2の提案】新聞の見出しを、毎日チェック

必ずしも本文を読まなくともよいのです。しかし、見出しは、とくに大きな字の見出しは、毎日必ずチェックします。

できれば全ページをチェックするのがよいのですが、少なくとも第3面あたりまでは、必ずチェックします。それによって、社会でいま何が問題になっているかが分かります。もし興味を引かれるテーマがあったら、それをフォローしましょう。記事の中に分からない言葉が出てきたら、検索で調べます。

興味を持てば、自分から進んで情報を求めるようになります。そして、さらに興味が広がります。このようにして、勉強の好循環が発生するのです。

【第3の提案】検索サイトではなく、SNSで検索してみる

ツイッターやフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使っている人は、それで検索をして問題を探すのもよいでしょう。また、自分のやっている仕事に近い内容の映画を見るのもよいでしょう。そうすれば、専門用語を知ることができます。あるいはYouTubeで説明している動画を見てもよいのです。

大げさに考えず、とにかく第一歩を踏み出しましょう。何かに興味を抱き、それを学ぼうとすることが、独学の第一歩です。

独学の対象は、目の前にいくらでも転がっています。少なくとも出発点においては、系統立った勉強でなくともよいのです。断片的なことの独学であっても一向に構いません。これが、重要なことの手がかりになる場合が多いのです。

野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2011年4月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10
(写真=iStock.com)
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