腎臓の糸球体を原発として発症する糸球体腎炎。それには5つのタイプがあるが、日本人に多いのはIgA腎症である。

糸球体は腎臓にある組織で、毛細血管が糸玉のようになっていることから糸球体といわれる。極めて小さな組織で一つの腎臓に約100万個あり、フィルターの働きで尿のもとである「原尿」をつくりだす。