「宝の山」CDMとはどんなものなのか

新疆ウイグル自治区は、中央アジアに隣接する中国の西のはずれである。人口は約2千万人で、うち45パーセントが、中国からの分離独立を志向しているイスラム教徒のウイグル族だ。

今年3月には、区都であるウルムチを離陸して北京に向っていた航空機のトイレの中で、ウイグル人女性2人がガソリンに引火させようとして拘束される事件が起きた。また、独立を目指す過激グループ「トルキスタン・イスラム党」が、7月に中国南部の昆明で起きた通勤バス連続爆破事件の犯行声明を出し、8月4日には、カシュガルで武装警察部隊が独立派と見られるグループに襲撃されて警官16人が死亡、同10日には、クチャでも公安(警察)局が襲撃された。

中国国内ではチベットと並ぶ政情不安地域であるこの地で、今、二酸化炭素排出権ビジネスが盛んに行われている。