今の会社に長居をしすぎたのではないかと感じるとき、どのような基準を使ってそれを見きわめればよいでしょう。ジェイソン・モロウ(ソルトレイク・シティ)


 

ご質問を拝見して、一流企業でファンドマネジャーをしていた友人のことを思い出しました。彼はある朝会社に行って駐車場に車を停めたとき、どうしても外に出られなくなったそうです。

 「多分、長居をしすぎたんだろうね」と、彼はのちに笑いながら語ってくれました。問題は何だったのかと尋ねると、彼はこう答えました。「何もかもだったんだ」。なるほど、それなら彼がそのまま家に帰って電話で退職の意思を伝えたのも無理はありません。

もちろん、大半の人は、自分が今の会社に長居をしすぎたことに、このような劇的なかたちで気づくわけではありません。通常は仕事についての不安や悩みがいつのまにか心に忍び込んできて、それが蓄積されていき、ついにその人を燃え尽きさせてしまうのです。

学校を出たら選べる範囲で最もいい仕事に就き、我慢できる限りそこに居続けるという時代は終わったのです。

そろそろ転職したほうがよいかどうかをどうやって判断するか。ここでは答えを見つける助けになる4つの問いを提示してみましょう。

1つ目は「あなたは毎朝、職場に行きたいと思いますか」という問いです。

これは深く考えるような問題ではありません。「仕事に行くのが毎日楽しいか、いやか」「仕事にやりがいを感じるか、給料をもらうためにいやいや働いているか」「今なお学び、成長しているか」といった問題です。

2つ目の問いは「同僚と過ごすのは楽しいか、それとも同僚に疲弊させられているか」です。

(回答者ジャック&スージー・ウェルチ 翻訳=ディプロマット (c)2007. Jack and Suzy Welch. Distributed by New York Times Syndicate.)

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