大型家電量販店で、「活動量計」のコーナーが最近、目につくようになった。活動量計とは、家事、デスクワークなどの日常の行動からハードなエクササイズまで、生活の中のあらゆる動きを計測し、消費カロリーなどに換算して記録・表示する機器のこと。業務用は、医療や介護の現場で数年前から利用されていた。

タニタはグラフ表示機能を強化した「カロリズムスマート」を6月に発売。店頭予測価格8000円前後。

タニタはグラフ表示機能を強化した「カロリズムスマート」を6月に発売。店頭予測価格8000円前後。

その活動量計をより扱いやすく、手頃な価格にした一般向け製品「カロリズム」をタニタが1年前、続いてこの2010年3月にパナソニックが「デイカロリ」を発売した。前者は当初の年間目標3万台の2倍以上にあたる7万台を1年間で出荷。後者も同様に好調だ。