ピンチを支えた母校の校訓

「千仞の嶽 金華山 百里の水 長良川……」。母校の県立岐阜高校を卒業して40年以上になりますが、今も校歌はすべて歌えます。その2番の歌詞に、「華陽の健児 ここに生れて 国家の為に 明け暮れ学ぶ……百折不撓」というのがあるんですね。

座禅の姿と心を具象化した達磨大師の言葉として知られる「七転八起」は、何度失敗しても屈せず、起き上がる「百折不撓」の精神につながります。

林 信秀●みずほ銀行頭取。1957年、岐阜県生まれ。東京大学経済学部卒業後、富士銀行(現在のみずほ銀行)入行。2012年 みずほコーポレート銀行常務取締役国際ユニット長、13年みずほ銀行副頭取執行役員などを経て、14年4月より現職。

百折不撓は校訓でもあったのですが、大学受験で失敗して浪人し、銀行に入ってからも多くのピンチや失敗を経験してきました。それでもめげずに頑張ろうと思えたのは、この言葉のおかげかもしれません。