「競合他社の話をするときは気を使う」(30歳・建設)、「悪口にならないようにライバルの説明をするのが難しい」(38歳・IT)というように、ライバルに言及するのは大変だ。しかも、それによって自分のことを引き立てたい、相手のことも貶めたくないとなると、さらにハードルは高くなる。

過度な悪口は業務妨害の危険信号

まずは弁護士として活躍する佐藤大和氏から法律的な見解を聞こう。

「絶対にやってはいけないのは、ライバル企業の悪口だけを言うことです。自分への信頼感を落とす行為になりますし、過度な悪口は『業務妨害』等になることもあります。私の場合、他の弁護士も扱う問題であれば、自分と他の弁護士を客観的に見た際のメリットとデメリットを比較しながら伝えることにしています。そのうえでクライアントに判断を委ねるのです。デメリットを伝えるのは抵抗があるかもしれませんが、正直に至らない部分も話すことで、必ず好感度は上がります。『客観的な視点がある=信頼できる人物だ』と評価されるので、そのときは依頼がなくても、また別の案件で相談に来られたり、新しいクライアントを紹介してもらえたりすることも」

(奥谷 仁(マイケル氏)、川島英嗣(嶋氏)=撮影)
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