「現部署への配属当時の課長も実は女性で、仕事がおもしろくなってきたころに言われた『せっかくなら上を目指してみれば』という言葉に背中を押されて管理職への道を選びました」と岩瀬氏は振り返る。
そしてそんな岩瀬氏の背中を追い続けているのが小川氏。彼女自身、月平均30台、最高で50台のリース契約を成約したこともあるトップセールスレディーだが、「女性として、ということではなく、自分の性格や特性をどうやって電話営業に生かすかを考えています」と話す。
「結婚・出産を経て時短勤務で職場復帰して、子どもが大きくなってからはフルタイムで働いている女性がいたり、岩瀬課長のように管理職として働いている方もいます。自分の将来の人生プランに沿って『こうなりたい』というロールモデルがあることは心強いです」
冨田寿一郎=撮影