職場では、上司や部下といった立場の違いで、意識のすれ違いが生まれやすい。だが、そうした問題を簡単に解決できる「行動の仕組み」がある。

即答・快諾後に条件交渉しよう

部下は、上司に評価されなければいけない。上司に気に入られれば抜擢もされるし、いい仕事もまわってくる。ただ多くの部下は、ちょっとしたやりとりで上司の評価を上げられるのに、そのチャンスを逃しがちだ。

上司は部下を、「仕事ができる・できない」だけでは評価していない。それ以前の人間くさいところから、善しあしを判断している。それは「コミュニケーション力」。上司は「自分が言ったことにどう答えたか」で、部下の評価を上げたり下げたりしているのだ。

(青木健生=構成 澁谷高晴=撮影)
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