ボーナスカットはもちろん、賃下げも珍しくない不況のどん底。ならば稼ぎ手を増やしてはどうか。そう、家には専業主婦という潜在労働力がある。このまま埋もれさせては“不良債権”だが、パートに出てもらえば、家計の戦力に変身だ。

内閣府の『平成20年版男女共同参画白書』によれば、1990年代後半からは共働き世帯数が専業主婦世帯数を逆転し、2007年には専業主婦世帯が851万世帯、共働き世帯は1013万世帯と差が開き続けている。つまり、共働きが当たり前の時代になったのだ。

仕事ぶりを認め、褒めて、愚痴を聞く

東京郊外に暮らす岡村幸子さん(仮名・31歳)は結婚7年目。5歳と7歳の子供がいる。会社員の夫は手取り24万円。結婚3年目に「幼稚園を3年保育にするのも習い事に行かせるのも私の希望だったので」自宅近くにある外食チェーンでホール係のパートを始めた。