「してもらう」より「してあげる」妻
【タイプ4:「私を幸せにしてくれる?」と言わない女】
一方、タイプ4はこうなる。結婚前に「私を幸せにしてくれる?」と“抜かさない”女である。
女は一生「白馬の王子様」を待っている生き物であるので、結婚前には「王子待望感」がマックスになって、こう言ってしまう女は多い。
しかし、こういう女は危険だ。自己愛に溢れている可能性が高いからだ。
幸せは自分で感じるものであり、夫であったとしても自分以外の人物から受け取る類のものではない。さらに言い切るならば、幸せは「してもらう」よりも「してあげる」方が何倍もの満足感を感じるものである。
自分の一番大切な人の笑顔を見ることを自らの喜びにする人が結局一番幸せなのだ。
「幸せにしてくれる?」と聞く女は間違いなく「なんで? なんで? どうして? どうして?」と言いながら、男を追い詰めていくだろう。夫は伸びるどころではなくなる。
【タイプ5:物差しが自分スケールの女】
最後にタイプ5を語ろう。物差しが自分スケールである女である。幸せの物差しが世間スケールではなく、自分スケールの女がいい。
「お隣の子が私立小学校に行くならウチも」
「あの子がこのブランドを持っているから、アタシも」
「同期の○さん、もう課長だそうじゃない? ウチはいつなの?」
誰かに合わせることに幸せを感じるのではなく、幸せは自分の尺度で感じる女が切り盛りしている家庭には笑顔が多い。
以上「妻に迎えると得をするタイプの女」を綴ってみた。
以前、このコラムで綴った『ハッピーを引き寄せる「凄みある女」の共通点5』(http://president.jp/articles/-/16383)の進化版である。
特に、結婚願望のある未婚男子に参考になれば幸いだ。既婚男子で、上の5タイプとは正反対の嫁さんをもらった読者の皆さん、ご愁傷様です。悪しからず。