時は金なり。わかっていても能率が上がらないのはなぜ? 役職別に抱えがちな問題をコンサルタントがお答えします。

チームを率いるマネジャーが目指すべきは脳の同期化――
「部長の悩み」

【Q】部の一体感を出すため増やした会議に時間をとられ、仕事がはかどらず。

会議の目的・内容もいろいろな違いはあると思いますが、大切なのは時間の長短ではなく、その進め方や内容。定例ミーティングなどでよくあるのが、過去の確認に時間を使いすぎるケースです。

上司が部下に、仕事がどこまで進んでいるかといった業務報告を延々とさせる。そこで気がついたことがあればアドバイスはしますが、個々の細かな仕事の内容までは把握しきれていないので、予定と実績を照らし合わせる「予実管理」が中心になってしまいます。

部下は会議が状況共有の場という意識が薄く、他のメンバーが話していても、自分の業務に関係しない限り、たいていは聞き流してしまいます。これでは会議を長く感じても仕方がないでしょう。