どうしたら「人を羨む」ことなく仕事ができるか?

私が多くの経営者やビジネスマンのコンサルティングをしてきた中で感じるのは、社会的評価が高く、一流と呼ばれている人ほど、過剰でもなく過小でもない、正しい自己評価を自らしているということです。

では、この自己評価を高め、安定させるにはどうしたらいいでしょうか。

他人との比較で嫉妬心が渦巻いている時は、自己評価が低くなり不安定な心理状態になっています。この自己評価が他人に左右される状況から抜け出すには、ある思考習慣を身につけることが重要です。それが嫉妬心を消す鍵になります。

▼他人と比較せず、自分と比較する習慣をつける

すでに述べたように、私にも嫉妬心が芽生えることが多々あります。でも、そんな時、私は嫉妬心を感じ続けることはありません。自分でコントロールできるからです。

コツは、「他人と比べず、自分と比べる!」「自分の目線を高める!」。つまり、比較基準を他人ではなく、自分の「過去」と「未来」に置くことです。

特に、嫉妬心が生まれる時は、「今の自分」という小さな殻を守り、他人の成功を羨む思考パターンに陥っていることが多いです。

ここで他人を見ないことが大切なのではなく、自分の目線を高めることが嫉妬から抜け出す思考習慣です。自己評価を「未来進行形」で捉えることです。

▼理想の自分と比較する

目線を高めて、理想の自分をつくる。

その理想の自分が今嫉妬する対象より優れていれば、自分との比較の中で思考パターンが回ります。自分の理想との比較は他人の状況に左右されないため、とても安定します。

もちろん、常にそこに近づくための努力を積み重ねることが重要ですが、この理想に近づく行動習慣に集中していると嫉妬心を小さくすることができます。

もっと自分を輝かせるために努力を積み重ねている!

・理想の自分と比較する思考習慣。
・理想の自分に近づくための行動習慣。

が嫉妬心を消すことに繋がります。