ところで、小学生でも、友達関係や勉学面で悩みがあったりして眠れないことがある。ぐっすり眠るためにはどうすればいいだろう。

「日中はよく遊び、運動して体の奥の深部体温を上げ、夜はリラックスして過ごすことが大切です。お子さんが昼間に体を動かせなかった日は、就寝時間の2時間くらい前に筋トレやストレッチをさせた後、ホットミルクや温かい飲み物をとって親子でリラックスするようにしてみてください」

暑い時季、特に子供は冷たい飲み物を欲しがるが、体温と同じくらいがリラックスできる温度。夜に冷たいものをとれば睡眠の準備に入った体を目覚めさせることになりかねない。睡眠中は成長ホルモンの分泌が促され、背も伸びるし、記憶も定着する。寝冷えにも注意しつつ、わが子の熟睡を妨げないようにしたい。

“ぐっすり眠れない子”にしてやりたいこと

● うつぶせ寝をしてみる

うつぶせ寝をするとあごの筋肉の力が抜け、全身の力を抜くことができる。

● 枕元に常温の水入りの水筒やペットボトルを用意

睡眠中、汗をかいて脱水症状を起こしている場合も。いつでも水分補給できるようにしておく。

● 枕元にメモを置いておく

寝る直前にやらなければいけないことを思い出し、なかなか眠ることができない場合は、メモをすることで眠れるということも。

● 抱き枕を使ってみる

何かを胸に抱くことで安心感を得られ、質のいい睡眠になる場合がある。

【関連記事】
ふるさと納税で子供が喜ぶって本当?
正しい座り方は、「背筋ピン」ではなく「お尻をグイッ」
算数嫌いの子は、親の教え方が原因!?
家庭内通貨を作ったお坊さんパパ
なぜ小学生スポーツのスター選手は故障しやすいのか