毎年、健診の直前になって、焦って悪あがきする人へ。
21万人を診た健康診断医の第一人者が教える、知って得する6つの豆知識。

1 1年に1度人間ドックは受けるべき?

人間ドックはどれくらいの間隔で受ければいいのか。私が目安として提唱しているのは、「(100÷年齢)年に1回」です。つまり50歳の人なら100÷50で、2年に1回という計算になります。100÷年齢で、小数点以下は切り捨てます。51歳なら100÷51=1.96なので、1年に1回。40歳なら100÷40=2.5なので、2年に1回です。

50歳で2年に1回が目安と聞いて、少なすぎると心配する人もいるでしょう。しかし、間隔を詰めて同じ検査を受けても、あまり意味はありません。たとえば人間ドックでは、足の裏の皮膚がんは検査の対象外です。それは毎日、検査を受けても同じ。間隔を詰めてもわからないものはわからないのですから、過剰に受けるのはお金の無駄です。

まったく受けないのも問題です。「若くて元気だから受ける必要がない」と言う人もいますが、そもそも人間ドックは、自覚症状が出にくい病気を検査するために受けるもので、いま元気に見えるかどうかは関係ない。30歳で、いま何も自覚症状がなくて元気だとしても、3年に1回は受けるべきです。