会社の健康診断だけでは不安だから、オプション検診を検討したいという人も多いのではないだろうか。不安の理由は、年齢、持病、親や親せきにがんや脳卒中になった人がいるなどの家族歴の問題……と、人によってさまざまだと思うが、いずれも大きな病気を引き起こすリスクとなる。
「どのオプション検診が必要なのかは、それぞれが持っているリスクによって異なります」と話すのは、三井記念病院総合健診センターの山門實先生。
まずは、問診票に答えて自分のリスクを見つめ直してみよう。
問診シートでわかる!受けるべき「オプション検診」
□喫煙している、あるいはしていた(1日の本数×喫煙年数=400を超える)
□がんや認知症の家族歴がある
□体重がオーバーぎみ
上記で、1つでもあてはまる人は以下でチェック!
□飲酒の習慣がある(男性は1日、日本酒2合、女性は1合以上)→検査Aへ
□肺に負担のかかる職場環境(粉じんの中で作業するなど)→検査Bへ
□糖尿病の持病がある→検査C、D、Fへ
□野菜より肉を好む→検査D、Eへ
□大腸にポリープが見つかったことがある→検査Dへ
□高血圧の持病がある→検査E、Fへ
□脂質異常の持病がある→検査Fへ
□年齢が50歳以上→検査Fへ
□婦人科系の疾患が心配→検査Gへ