同じ「蓄財上手」ながらも、人から「ケチ」と揶揄され蛇蝎のごとく嫌われる人と、倹約家として尊敬される人がいる。両者を分ける“境界線”とは、何なのか?

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ここが決定的な違い!

節約アドバイザー丸山晴美さんは、「それは使い方のメリハリ」だと断言する。「倹約とは、ある目的のために無駄を省いてお金を貯めること。よって、倹約家は、その目的のためにはきちんとお金を使います。ところがケチは、常日頃から出し惜しみし、出すべきときにも出さない。だから、人から嫌われてしまうのです」

典型的な「出すべき金」の一つが、ご祝儀や葬式の香典など慶弔費だ。「倹約家は、基本、人付き合いを大事にし、義理にそむくことはしないため、冠婚葬祭には惜しみなくお金を使います。ところがケチは、人の祝い事や不幸にもお金を惜しむのです」