処方箋薬局、診療機関選びで支払額に差が
3.同じ処方箋薬でも、安い薬局でお得に
同じ医師が書いた、同じ内容の処方箋薬でも、薬局によって支払う薬の値段が違うことを知らない人は多いのではないでしょうか。
日本は国民皆保険ですから処方箋の薬剤の価格は、全国一律でどの薬局でも同じです。ただ、処方箋の薬を買うときには、薬剤料とは別に「調剤技術料」などの料金もかかります。「調剤技術料」とは薬局の手数料のようなもので、薬局の規模や立地、処理する処方箋の枚数などで基本料金が違っています。
簡単に言えば、たくさんの処方箋を扱う院内薬局や敷地内薬局、門前薬局などは、街中にポツンとある薬局よりも基本料金が安い傾向にあるということ。チェーン店の薬局も安いところが多いですが、院内薬局などに比べるとちょっと高い傾向があるようです。安くなる料金は薬局によっても異なりますが、保険対応で数十円から数百円程度です。
4.かかりつけ医の紹介状で、大病院の初診料が安く
「体調が悪いから」と、いきなり大病院に行って診てもらうと、初診料に最低でも7000円が上乗せされ、再診でも3000円が上乗せされます(歯科は初診5000円以上、再診1900円以上)。
ただし、「7000円以上」なので、東京大学医学部附属病院や近畿大学病院のように、1万3200円を上乗せするところもあります。この上乗せ料金については、保険は適用されません。ですから、体調が悪いからといきなり大病院に行くのではなく、まず近所のかかりつけ医で診てもらい、そこで手に負えなかったら紹介状を書いてもらって、大病院でより詳しい検査などをしてもらうほうがいい。
ちなみに、医者に紹介状を書いてもらう際にかかる料金は2500円ですが、こちらは保険が効くので、1〜3割の負担で約250〜750円で済みます。
かかりつけ医に診てもらうメリットは紹介状だけではありません。たとえば、心臓が痛いなら循環器内科など、あらかじめ見当がついた診療科を紹介してもらえるので、素人が当てずっぽうで大病院に行くよりもムダが少ないでしょう。

