「完璧」を目指す必要はない

解けるようになった問題は、付箋を外してしまいましょう。付箋を外す作業にはちょっとした達成感を味わえますし、外すことで、「今覚えないといけないのだ」と、意識的に取り組めるようになります。

なかには、何度やっても正解できず、なかなか付箋を外せない問題も出てくるかもしれません。でも、すべてを完璧にする必要なんてありません。直前の時期まできたら、思い切って付箋を外してしまいましょう。

入試本番でも、何問か解けない問題があったとしても合格点には届きます。付箋がたくさん立った状態から、スパッとなくなると気持ちいいですよ!

完璧な状態で受験する子どもなんていませんから、完璧を目指す必要なんてないことを、忘れないでくださいね。

初めての過去問は解けなくて当たり前

そうそう、9月の時点で「よし、ついに過去問演習だ!」と張り切って最新年度に取り組んで、ひどい点数だったとしても、落ち込む必要はありませんよ。

なぜって、点数を取れなくて当然ですから。

それまで受けていた塾の毎月のテストや模試といったものは、癖のない典型問題が中心でした。しかし、実際の入試問題は学校ごとに個性があり、まったく違うタイプの問題ばかりです。

ですから、9月頃に初めて志望校の過去問を解く段階では、はっきり言って点数が1ケタでもおかしくありません。

いざ過去問に取り組み始めてみて、我が子があまりに点数を取れないことにショックを受ける親御さんは毎年たくさんいらっしゃいます。絶望し、9月の段階で志望校を変えようとする親御さんも出てきます。

ソファの上で落ち込む女性
写真=iStock.com/Nuttawan Jayawan
※写真はイメージです

お気持ちはわかりますが、大丈夫ですから焦らないでください。子どもの学力が上がっていくのは、むしろここからです。