2年連続で同じ分野が出ることはまずない

ただ、ここで言っているのはあくまで問われ方や答え方といった出題形式・傾向のことであって、「電流が出る」といった具体的な出題内容はまた別です。

むしろ、前年に問われた内容が、翌年にもそのまま出ることは基本的にありません(過去問を見比べてみるとわかるはずです)。

うちの息子も、第一志望の最新年度に出題されていた「星座早見盤」がよく理解できていなかったのですが、「今年の入試には出ないだろうから、もういいことにしよう!」と、僕もそれ以上は深追いさせませんでした。

こうした点から考えても、最新年度の過去問を「プレ本番」のように考えて、ギリギリまで大事に取っておくのはもったいない使い方だと言えます。

どうせ今年は出ないのですから、早めに手をつけて出題形式と傾向をしっかり把握し、本番に生かすようにしましょう。

4科まとめて解く「リハーサル」は何回必要か

家庭での過去問演習にあたっては、「リハーサルのように4科まとめて解いたほうがいいだろうけど、なかなか時間が……」と悩む親御さんも多いでしょう。

4科まとめて解くと、1回分を解くだけでも合計3時間程度はかかります。それが何年分もあり、加えて併願校のものもと考えると、とてもじゃありませんが時間が足りません。

4科まとめて解くのは3〜4回できればいいのですが、最低1〜2回できればよしとしましょう。小6の11月くらいに一度経験しておけるといいですね。

その際は本番さながらに、入試当日と同じ時間割で取り組んでみてください。

我が家ではさらに、(家庭の空気を和らげるつもりで)僕が家にいるときは試験官役を演じ、「机の上には筆記用具以外を置かないでください」「終了の時刻になりましたので、筆記用具を机の上に置いて、手は膝の上に置いてください」などと、ちょっとそれっぽく声をかけたりして、休憩時間なども実際に合わせました。