「解くだけ」で終わらせては意味がない

また、過去問は解くのにも時間がかかりますが、それだけで終わってしまっては、取り組む意味が薄れてしまいます。テストや模試と同じように、採点したあとは見直しをして、解説を読んで理解することが大切です。

そのようなプロセスも含めると、過去問演習にはかなり時間がかかることがわかります。教科ごとに小分けにして解くとしても、ある程度まとまった時間が必要になりますので、平日だと、やれても1科目程度ですよね。

ですから休日も最大限に使って取り組むことになりますが、秋から始めて入試本番までに何回週末を迎えられるかを数えてみると、思ったより少なくて、ちょっと青ざめるかもしれません。「いつ、どの過去問を解くか」を、しっかり計画してください。

直前になって「これ、終わらないかも……」と思い始めると、それだけで気持ちに余裕がなくなってしまいます。

そのあたりのスケジュール管理は、親の出番ということになります。解くだけでなく、解説を読んだり解き直したりといった時間の確保も忘れずに。

時計とカレンダー
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そして、解説を読んでも理解できない問題があったら、まとめて塾に持っていって、先生に教えてもらうように子どもに伝えましょう。

第一志望は「2周」はしたい

そのようなきちんとした見直しが大事という点で、過去問演習は「量より質」です。

ただ、第一志望の学校の過去問については、2周はしておいたほうがいいでしょう。加えて、一般的には試験回によって出題傾向が変わることはないので、自分が受けない試験回にも取り組むようにしてください。

12月には2周目に取りかかれるといいですね。ただし2周目では、すべての問題に再び取り組まなくても大丈夫です。

1回目に取り組んだときにできなかった問題に付箋やしるしをつけておき、2回目はその問題や、正解したけどまだちょっと不安な問題だけを解くようにすると、時間を大きく節約できます。