●経営は、損得で判断するのではなく、善悪で判断することが大事。

――日本記者クラブでの講演 2011年2月8日

(AFLO=写真)

企業を経営する場合、損得で判断するのが、一般的だろう。しかし、稲盛は「善悪で判断することが大変に大事だ」と話している。その善悪というのも、自分にとって善いか悪いかということではなく、「人間として、善いか悪いか」を考える。それはとりもなおさず、子供の頃に親や先生に教えられた「人を騙してはいけない」「嘘をついてはいけない」というようなプリミティブな人間として守らなければいけないことを判断の基準とすることだ。