株式市場が不安定なときこそ光るゴールド

大切なのは「役割分担」をさせることです。自分の資産全体のなかで、「この商品はどんな役割を担っているのか」を理解しておくと、相場が荒れたときでも慌てて手放しにくくなります。

サブ資産① ゴールド:儲けるより「心が折れないため」に入れる

「有事の金」とよばれるゴールド。最大の魅力は、現物そのものには発行体の破綻や倒産といった「信用リスク」がないことです。長期でみると株式との相関性が弱く、インフレ懸念や地政学リスク、通貨不安など、株式とは違う要因で買われることが多い資産です。そのため、株式市場が不安定なときに、ポートフォリオ全体の下落をやわらげる効果が期待できます。

一方、ゴールドは安全資産というイメージとは裏腹に、価格変動は大きく、株式や債券のように配当金や利息が出るわけでもありません。ポートフォリオの主役ではなく、「株価暴落時に資産全体のダメージを少しやわらげる保険」と位置づけておくとよいでしょう。