企業決算でも、四季報でもない……投資家が見るべき「ある資料」とは?

それが「経済財政諮問会議」、そして、それをまとめた文書「骨太の方針」です。ぜひGoogleで検索してみてください。

この「経済財政諮問会議」をざっくり言うと――「日本の経済・財政政策の司令塔」ともいえる会議です。総理大臣が議長を務めて、内閣の中でも特に重要なメンバー(財務大臣や経済財政政策担当大臣など)、それに民間の有識者が集まって、日本の経済の大きな方向性を決める場なんですね。

その大きな方向性が決められて文章になったもの――この国のお金の流れの法則として最重要、最高ランクに位置付けている文章――が、「骨太の方針」です。これが毎年6月に発表されます。この「骨太の方針」は、翌年の予算編成や税制改正の土台になるので、ここで記載されている内容が実際に日本の暮らしや企業活動に直結しています。まさにお金の流れの法則の頂点に君臨していると言っても過言ではないのです。