「潰れたらなにする?」から「なにつくる?」へ
仕事内容にはどのような変化があったのだろうか。明治産業の頃から商品開発に携わってきた岸さんは、まず「社名変更対応」の渦に飲み込まれた。
「転職も一瞬チラつきましたけど、伝票からなにから全部変えなきゃいけない作業に追われているうちに忘れてしまいました」
1年が経ち、ようやく落ち着いてきた頃、気づけば商品開発チーム内の会話は変わっていた。当初は、「潰れちゃったらなにする?」とネガティブだったところから、「次、なにつくる?」と前向きな話題に変化していたのだ。山下社長から「下請けではなくメーカーとして、自由にものが作れるチャンス」と繰り返し言われていたことが大きかった。
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