避難バスを運転してくれる人はいるのか?

【日野】今年11月21日、臨時記者会見で再稼働への容認を表明した花角知事の発表文には、原発避難計画で国がついてきた嘘が丸写しされています。例えば、原発事故が起きた場合に避難者を搬送するためのバスについて、「県バス協会が協定に基づき可能な限り協力すると伺っている」とあります。

しかし新潟県が2020年にバス協会と締結した協定書を読むと、「一般公衆の被ばく線量限度である1ミリシーベルトを超える恐れがある場合は協力を要請しない」とあります。福島の事故を見れば、1ミリはすぐに超える値です。そもそも協定なので法的義務もありませんし、機能するとは思えません。

【泉田】知事時代、バスの運転手に「原発事故時に避難者の搬送に行くか」を尋ねるアンケートをしたことがあります。6割以上が「行かない」と答えました。「行く」と答えた人も多くは危険手当や補償の条件付きでした。