患者ひとり一人によって「状況」は違う

セカンドオピニオンについて、いくつか補足しておきます。

患者さん1人ひとりによって状況が違うため、手術にはアクシデントがつきものです。私の場合も、手術から1カ月くらい経ったところで発熱が起こり、検査をしてみると体内に感染があることがわかりました。これは、医療行為に問題があったわけではなく、私自身の免疫機能が下がっていたのが原因だろうと考えられるアクシデントでした。

こういう場合に医師は、自分の病院できちんと対処したいと考えます。というのも、セカンドオピニオンを求めるという目的で、こうしたアクシデントを別の病院に持っていってしまうと、そちらでは背景を十分に把握できないまま判断を下さざるを得なくなることが往々にして起こるからです。